『ゆゆ式』(ゆゆしき、YUYUSHIKI)は、三上小又による日本の4コマ漫画作品。
芳文社の月刊4コマ漫画雑誌『まんがタイムきらら』2008年2月号[1]にゲスト掲載された後、同年4月号[2]より連載されている。ゆずこ、唯、縁の3人が繰り広げるまったりとした学園生活[注 1]を描いたゆとり系4コマ作品となっている。ゆゆ式の発音は、「由々しき事態」などのイントネーションとのことである。
2012年8月にテレビアニメ化が発表され、2013年4月から6月まで放送された。2017年2月22日にOVAが発売された。
2019年1月26日に公開された作者のインタビューによると、「ループ時空」を回避するために交友関係もリセットされる。また、雑誌発売時の季節感を捉えた上で2年生の話を描き続けたいとのことである。
大の仲良しである野々原ゆずこ、櫟井唯、日向縁の3人組は、高校生になっても変わらず友情をはぐくんでいた。その3人は学校に「情報処理部」という部活動があることを知り、そこに参加する。3人が行う情報処理部の活動内容とは、パソコン2台とホワイトボード1台の部室で気になった単語をインターネットで検索し、それで得た情報や知識を題材にしたとりとめのない雑談から得られた彼女たちなりの教訓を、ホワイトボードに記入するというもの。部活動の他にも優しい教師との触れ合い、新しい友人達との出会いなどを通じ、3人はまったりとにぎやかな学校生活を送ってゆくこととなる。