はるかなレシーブ(Wikipediaより)

『はるかなレシーブ』は、如意自在による日本の漫画。『まんがタイムきららフォワード』(芳文社)にて、2015年10月号より連載中。2018年にはテレビアニメ版も放送された。

女子ビーチバレーを題材にした漫画。沖縄の海岸を舞台に、ビーチバレーの初心者だが長身でおおらかな性格の大空遥と、小柄なために一度はビーチバレーを挫折した過去を引きずる比嘉かなたの「はるかな」ペアを中心に、ビーチバレーに情熱を捧げる少女たちの青春を描く。

Harukana Recieve charcters

あらすじ

従姉妹の比嘉かなたの家に同居するため、東京から沖縄へと引っ越してきた大空遥は、家の前の海岸でビーチバレーの試合のための練習をしていた遠井成美らと知り合い、ビーチバレーに興味を抱く。ところが遥は不用意な言葉で成美を怒らせてしまい、過去にかなたと成美がペアを組んでビーチバレーの選手をしていたものの、かなたの挫折により気まずい間柄になっていたという事情を知る。険悪な空気をビーチバレーの勝負で解決することになったことをきっかけに、遥はかなたとペアを組み、競技としてのビーチバレーに向き合っていくことになる。

遥は転校先の沖縄の女子高校で、かなたと共に部活動としてビーチバレーをすることとなり、ビーチバレー部の部員や、部として参加した試合の対戦相手と親交を築いていく。また、一度はビーチバレーを諦めようとしたかなたも、ビーチバレーの初心者である遥に色々教えるうち、自分の道を模索し、過去のビーチバレー仲間たちとの関係を取り戻していく。

登場人物

大空 遥(CV:優木 かな)
東京から沖縄へと引っ越してきた高校2年生。
快活で明るい性格。
同世代の女の子よりもかなりの長身で、
似合う服や靴の市アズがなかなかないことが悩み。
スポーツは得意だが、ビーチバレーに関しては完全な初心者。
比嘉 かなた(CV:宮下 早紀)
沖縄に住む遥のいとこで、遥と同じ高校2年生。
かつてはビーチバレーをやっていたが、
思うように身長が伸びず諦めてしまった。
物静かで引っ込み思案な性格。
遥に巻き込まれる形で再びビーチバレーを始めることになる。
トーマス・紅愛(CV:種崎 敦美)
遥たちと同じ高校の2年生。
幼い頃から双子の妹・恵美里とともに優秀な成績を収めており、
現在も姉妹ペアで全国2位の実績を持つ。
細かいことは気にしないアバウトな性格で、
性格が似てる遥とすぐに意気投合した。
トーマス・恵美理(CV:末柄 里恵)
遥たちと同じ高校の2年生。
真面目でな性格で、双子の姉・紅愛とは口論ばかりしている。
にビーチバレーの練習に励む一方、生徒会役員も努めている。
友達としてかなたと成美の関係をずっと気にかけてきた。
遠井 成美(CV:島袋 美由利)
福知山学院高校2年生。
かつて、かなたとペアを組んでいたが、
かなたの挫折によりペアは自然消滅。
現在は彩紗組み、高校生チャンピオンとなっている。
過去の経緯から今でもかなたとの間にわだかまりがある。
立花 彩紗(CV:伊藤 かな恵)
福知山学院高校2年生。
成美の現在のパートナー。
練習に訪れたビーチで遥をビーチバレーに誘い、
彼女がビーチバレーを始めるきっかけを作った。
明るくオープンな性格で、
初対面の相手とも気軽に話すことが出来る。
大城 あかり(CV:木村 千咲)
遥立と同じ高校の1年生。
芸能活動をしていたせいで周囲から浮いてしまい、
校内では孤立している。
かなたとのビーチバレーの勝負をきっかけに、
ビーチバレー部に入部。
マネージャー的な役割をこなすようになる。
棚原愛衣(CV:鬼頭 明里)
遥たちとは別の高校の3年生。
インドアバレーの大会に敗退したことから、
後輩の舞のために何かしてあげられないかと、
ビーチバレーの大会に参加する。
ユニフォームとする水着を買いに売り場を訪れた際、
遥たちと同じ水着を取り合うこととなり…
砂川 舞(CV:小池 理子)
遥たちとは別の高校の1年生。
小柄な自分を子供扱いしなかった愛衣を慕い、
インドアバレーを始めた。
その後、愛衣の誘いでビーチバレーの大会に参加。
インドアでリベロを努めていたためレシーブには絶対の自信を持っている。